あそび心を持って大胆なアイデアに乗ってみたら、初CMがヒット | 株式会社デイリースポーツ案内広告社
CASE STUDY

あそび心を持って大胆なアイデアに乗ってみたら、初CMがヒット

あそび心を持って大胆なアイデアに乗ってみたら、初CMがヒット

英単語や英文をなぞるだけで翻訳してくれる、そんな夢のようなアイテムがある。開発したのは、AIを活用した教育事業を展開する、株式会社サインウェーブ。
ソフトウェア開発事業を主としtoB向けの施策は行ってきたが、今回初めてtoC向けのプロモーションに挑戦。デイリースポーツ案内広告社と共に手がけたテレビCMで、一躍話題になった。赤池社長と商品担当の冨樫さんに、ヒットの裏側をお聞きしました。

株式会社サインウェーブ
代表取締役社長 赤池 雅光
教育事業部 冨樫 寿明

2010年、音声技術のエンジニアにより設立。2016年にAI/音声技術で世界的な技術力を持つアイフライテック社と資本提携し、教育事業に参入。英語教育関連のアプリケーションを多数開発し、2021年にはペン型スキャナー辞書「NazoritAI Pro(ナゾリタイ プロ)」を発売。最先端の技術を使った教育関連の商品を手がけている。

姜

営業部
アカウントエグゼクティブ:姜陽泰

課題
ー日本初、まったく新しい商品の認知形成
ーハードウェアを扱うのが初めてであるため、販路が未形成
ー会社としてtoC向けのプロモーションを行ったことがない

解決
ー魅力的なテレビCMで認知を拡大
ー会社風土を理解した上でのアイディアや施策提案
ーCMに限らず、多岐にわたる総合的な広告戦略

toC向けプロモーションに初挑戦

まずは「NazoritAI(ナゾリタイ)」がどのような商品かを教えていただけますか?

冨樫様

「NazoritAI(ナゾリタイ)」は、英単語や英文をなぞるだけで翻訳してくれるペン型の商品です。今の時代、学生・ビジネスパーソン問わずスピード感を持って英訳していかなければならない場面が多くあると思います。時間をかけずに翻訳してくれるこの商品は、そんなときにぴったりなアイテムになっています。

赤池社長

商品は2種類、「NazoritAI Pro」と「NazoritAI for Schoo」を展開しています。「Pro」は辞書や音声翻訳の機能があるフル機能搭載のモデルで、価格は3万円ほど。その後エントリーモデルとして発売したのが「for School」で、なぞる機能に絞った1万円台のものです。

「NazoritAI Pro」と「NazoritAI for School」
赤池社長

我々は、そもそもがソフトウェアの会社です。英語を発話すると採点してくれるアプリケーションを開発し、学校や塾といったいわゆるtoB向けに展開してきました。

今回初めてハードウェアを発売することになったのですが、認知拡大・購買促進の手法がこれまでとは全く違うんですね。ソフトウェアであれば、Google_PlayやApp_Store上に掲載するだけでも関連検索に引っかかったりと、ある程度認知は広がります。しかしハードウェアの場合、商品そのものを検索してもらわないと製品サイトにすら来てもらえない。

さらに今回は商品自体が他にない企画で、競合製品もなかったので、なおさら認知されづらいところがありました。

冨樫様

最初は自分たちでECサイトをオープンしたのですが、その魅力をECサイトだけで伝えるのは難しかったですね。

赤池社長

それらの課題感の中で、まずは商品の認知拡大を徹底的にやろうと考え、マス媒体でのプロモーションに踏み切りました。

さまざまな媒体に釣り糸をたらしてみたい

冨樫様

デイリーさんからテレビCMのご提案をいただき、放送枠などを検討した結果ジャンルも曜日も違う4番組で、CMを打つことにしました。

赤池社長

会社として初めてのテレビCMだったので、最初は比較検討してみたいという気持ちが強かったですね。バラエティであるとか、ちょっと堅めの情報番組であるとか、あと平日の時間帯も朝なのか夜なのか、土日なのかというところで分散しながら、流す枠を決めていきました。

冨樫様

CMの内容については、「壁を壊してみませんか?」とご提案いただきまして。「最初何言ってるのかな」と不思議に思いましたけど、こういう壁ですと英語の文字が書いてある壁のイメージを見せてもらいまして、ああなるほどと。英語が書いてある「言葉の壁」を用意して、そこにぶつかって壊す画にするという発想だったんですね。聞いてすぐ、これ面白いね、やろうとなりました。

弊社のコンセプトとして、「まじめ過ぎるより遊び心を!」という考え方があります。今回のCMは、非常にマッチしていますし、弊社を理解してくださった上での提案だったと感じています。おかげで社内の意思決定のスピードも上がり、取り組み自体非常に心地よかったです。

冨樫様

また、その後行った大阪の御堂筋線での吊り革広告も、反響がありました。最近では、CMキャラクターのマヂカルラブリーさんの等身大パネルを制作し、販促に活用しています。もともとは家電量販店などの実店舗で置こうと考えていましたが、大学や展示会場にも置くことが決まりました。あらゆる施策をご提案いただき、さらには関連する制作物まで一環してお願いできたことがとても助かりましたし、このインパクトのあるパネルと共に、さらに「NazoritAI(ナゾリタイ)」の認知度が上がるだろうなと楽しみです。

それ以外にも、ガジェット好きの方が見られる『ガジェット通信』への広告やWeb広告など、マーケティング目線を持ったマスメディア露出まで一括でプランニングしていただきました。初めてのtoC向けのプロモーションでしたが、デイリーさんのお力をお借りして、想像していたよりもはるかに多くの池に釣り糸をたらしてもらいましたね。

CMの反響でネットでの指名検索数が約14倍に

冨樫様

まずCMの反響の大きさを実感したのは、Twitterの動きからでした。こんなにもリツイート・いいねが来ると予想しておらず、自社発信の情報としては初の反応のボリューム感に、圧倒されました。

データをみてみると、社名や商品名でネット検索する「指名検索」が急増。CMの開始前は約390件くらいだったところ、CM開始後は約5400件にまで伸び、およそ14倍もの増加です。投下したボリュームに対して、通常よりも反響があったケースだったと聞いています。

赤池社長

曜日・時間帯をバラけさせて放映した結果、土曜日・日曜日のCMはものすごく検索も上がるし、購入まで至りやすいことがわかりました。平日朝の時間帯はあまり購入に至らなかったのですが、なぜかと考えた時に、やっぱり忙しい時間帯には商品のことを詳しくは調べないですよね。しかも、3万円する高価なものを衝動買いすることはなかなかないだろうと。データを見せていただいたおかげで、理解できました。

冨樫様

もう一つ驚きだったのは、CMをマスでドンと打つと、かなり余韻が残るんだという発見ですね。7月に打ったCMの勢いが、検索ボリュームだけで見ても9月ぐらいまで続きました。これは、嬉しい驚きでした。

初めてのtoCプロモーションでも安心できた

赤池社長

実は、当初マヂカルラブリーさんを起用する予定ではなかったんです。漠然と、誰か英語と関連のあるタレントさんを想定していました。

ただ本当にピンポイントで、デイリーさんから旬なM-1チャンピオンという冠を持ったマヂカルラブリーさんをご紹介いただいたんです。こんな幸運なことはないので、聞いてすぐ即決という感じでしたね。お電話いただいて、もうすぐ翌日には回答した記憶がありますこれも、我々の社風をよく理解してくださっていたから、マヂカルラブリーさんの起用を提案していただけたのだと思っています。

冨樫様

そうですね。ファンの方に愛されているマヂカルラブリーさんだったからこその反響の大きさもあったかなと。広告が出た後、「ありがとうございます」「よくやってくれた」といったSNS上での反応が多く、私たちも嬉しかったです。

そういったところから波及して多くの方にまず「NazoritAI」の存在を知ってもらい、実際に英語学習をしている人やビジネスで使う人のところまで届くといいなと考えています。

つり革広告に関しても、「つり革に掴まりたくない」っていうマヂカルラブリーさんのゲームやネタから赤池が広告の形を発想した案でしたが、うまく実現にこぎつけていただきました。

「吊り革に掴まりたくないないよ!」(Osaka Metro 御堂筋線つり革広告より)
赤池社長

発案した私が言うのもなんですが、「つり革に掴まりたくない」と謳うなんて、運行会社は嫌がるはずなんですよ。万が一電車が急ブレーキをかけたときに怪我人が出ては大変ですから。でも、アイデアを実現するためにデイリーさんにご尽力いただいて、実現しました。安全のため、きちんと小さく「つかまってください」と入れてね。

特に今回、大阪のノリだったからよかったのかもしれないですが、とはいえやっぱりデイリーさんのおかげかなと思っています。

あとね、お取り組みとは別の話ですが、デイリーさんが自社農園で育てている旬の野菜を弊社宛に送ってくださるんですよ。これにはうちの社員もすごく喜んでいて、一同感謝しています(笑)。

冨樫様

今回初めてのtoC向けプロモーションでしたが、安心感を持って打ち出すことができました。どの施策も反響が大きくて、挑戦してみて良かったなと思っています。

赤池社長

今後、さらに「NazoritAI」の認知度を高めて購買につなげるためにも、もっと商品自体の利便性を高めたいと考えています。反復学習機能を高めるために例えばアプリを開発してハードウェアを連動させるなど、まだまだやるべきことはたくさんあります。

今回の経験を踏まえて、これからもすべての英語を学ぶ方にとって、英語学習が楽しくなるような商品を届けられるように、頑張っていきます。

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