Vol.1 DACが社員に冒険をさせるワケ(前編)- DAC冒険日誌 ~ガチ冒険から学ぶ、DAC流経営哲学~

2022年4月12日 Vol.1 DACが社員に冒険をさせるワケ(前編)- DAC冒険日誌 ~ガチ冒険から学ぶ、DAC流経営哲学~

執筆:経理部 執行役員 上山弘平
前回の記事でも取り上げたDACセブンサミッツプロジェクトでもお分かりの通り、DACはとにかく普通ではないことを好みます。グループの行動指針にも「Do!different. 人と違うことをやってみろ!」という言葉があるくらい。
ただ、人と違うことをするにしても、さすがに社員に冒険をさせるなんて考えもしないですよね。
なぜDACは社員に「冒険」をさせるのか。今回はそんな話をしてみたいと思います。今回はこのコラムの核となるテーマなので、前編後編の二回に分けてお届け致します!
冒険とは?
そもそもこの冒険という言葉について、少しだけお話しさせてください。
僕は「冒険」という言葉を聞くとなんだかワクワクしちゃいます。この感覚、結構多くの人が共感してくれるのでは?と、勝手に思っているのですが…。ちょっとした挑戦も「冒険」と名付けるとそこにロマンが生まれ、チャレンジスピリットが掻き立てられる感覚を覚えます。
幼少期、夜中に近所の裏山へクワガタを捕りに行くとき、ちょっと怖くてもこの冒険が成功したらレベルアップするんだ!と自分を鼓舞していた記憶があります。そこに何があるか、どんな危険が潜んでいるか、でも、勇気を持ってそれを乗り越えた時には知らない世界が広がったり、新しい自分になれたり。辞書で引く意味とは少し異なるかもしれませんが、僕にとっての「冒険」はそんな意味合いです。
世界で活躍する冒険家の命を懸けた冒険も、子供が裏山に繰り出す冒険も、どちらも自分自身への挑戦。大人から子供まで、それぞれのサイズの「冒険」がありますし、DACはDAC流で社員を奮い立たせるガチな冒険を社員教育に取り入れています。

“アニマル石川”の教え 其の壱 「成功の三原則」
DACにおいて冒険を語るうえで欠かすことが出来ないのは弊社代表、石川和則(冒険家 アニマル石川*)の存在です。というより、石川自身が冒険で得た様々な感動を社員にも味わって欲しい!という想いこそDACが冒険を推奨する理由になります。
そして石川は、自身の冒険体験を通じて「成功の三原則」として以下のことを社員に伝えてきました。
①大きな目標に挑戦すること
②感謝を忘れないこと
③「自分は必ず出来る!」と信じること
これらを座学ではなく、体験を通して肌で感じる機会をつくる!これがDAC独自の体験型研修や社員参加型の冒険になっていきました。
はっきり言って、上記のような言葉は世の中にいくらでも溢れているし、人によっては「そんなこと分かってる」と聞く耳を持たない人もいるかもしれません。ただこれが、冒険や大きなチャレンジという体験の中で学ぶことで、この言葉の重要性を心の底から感じることが出来たりします。(涙を流す程の感謝は、普段の生活ではなかなか体験できませんからね!)
DACが大切にしている人間力の向上という点においても、冒険・チャレンジによる感動体験が大きな役割を果たしております。
“アニマル石川”の教え 其の弐 「挑戦なくして成長はない」
今回の最後は、弊社代表 石川がセブンサミッツプロジェクトについて取材で答えた一言で締めたいと思います。
「冒険も経営も同じ、挑戦なくして成長はない」
まさにDAC流 経営哲学の基盤となる考え、そして本コラムの核となるメッセージです。経営に本当の冒険を取り入れているDACに、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
次回の冒険日誌は…
次回第二回のテーマも引き続き「DACが社員に冒険をさせるワケ(後編)」となります。
今回はDACの冒険に対する考え方や教育方針をお伝えしましたが、次回は更に具体的なお話を!
冒険を推奨するのは分かったけど、実際どんなことしてるの?そこにどんな学びがあるの? という疑問を持ってくれている人がいることを期待して、次回はDACが実際に行っている研修や私上山自身が冒険から学んだ内容をお送りします!!お楽しみに!

アニマル石川
DACグループ代表 石川和則。経営者であると同時に冒険家“アニマル石川”の顔も持ち、その冒険体験を活かした経営は各メディアにも数多く取り上げられております。
過去の冒険歴としては中国のタクラマカン砂漠を横断し幻都「桜蘭」への訪問、間宮海峡アイスウォーク横断、南米大陸最高峰キリマンジャロの登頂、南極点・北極点への到達(Pole to Pole)など。
また、自身で企画した「DACセブンサミッツプロジェクト」では、難関とされるアメリカ大陸最高峰のデナリ(マッキンリー)へ自らが登頂し、プロジェクトを成功に導きました。