認知度を高め、商品への安心感を生む、アンバサダーの起用。
認知度を高め、商品への安心感を生む、アンバサダーの起用。
世界トップクラスのAI技術で、学習者の発音・発話内容の採点が可能な、英語学習サービス「ELST®」。 教育現場で使用される教科書や、各種試験対策テキストに対応しているため、日頃の学習と親和性の高い学習が可能となっている。教育現場で活躍するサービスだが、採用を承認してもらうための認知度は、大手ほどは高くないと思った同社は、知名度を上げるための施策をデイリーに相談した。

株式会社サインウェーブ
代表取締役社長 赤池雅光 様
教育事業部 東日本営業本部 担当部長 菅原颯人 様
音の波長を表すサイン波(SINE WAVE)を社名の由来とし、「音」にこだわりを持ったIT企業として2010年に設立。 2016年にAI/音声技術で世界的な技術力を持つアイフライテック社と資本業務提携し、教育事業に参入する。 以来、英語教育関連のアプリケーションを多数開発し、2018年に自社プロダクト「ELST®」をリリース。英語教育の様々な場面で活用されている。

アカウントエグゼクティブ:和田 文吾

アカウントエグゼクティブ:姜 陽泰
課題
ーELSTブランドの認知拡大
解決
ーアンバサダーを起用したプロモーション
ーコーポレートサイトの充実
ーELST®シリーズのLP制作
ーELST®シリーズの販促物(クリアファイル)制作など
前回の成功を超え、期待値も超える、的確なアイデア。

ELST®は、どのようなアプリですか。

ELST®は、先進のAI技術で英語を自動採点する英語学習アプリです。
対象に合わせてカスタマイズしていまして、小学生向けは、楽しく英語に触れてもらいたいためイラストなどを使っていたり、ゲーム感覚で遊べるものもあります。
中高生向けは、日頃の学習内容と関連性の高い学習が可能。英検や高校・大学入試といった、各種試験対策にも対応し、種類豊富なコンテンツをオールインワンで学ぶことができます。
大学生・社会人向けは、TOEIC対策の人気教材と連動した学習がアプリで手軽に行えるため、忙しい毎日でも無理なく継続することができます。このように、豊富な教材と連動した学習が『いつでも・どこでも・何度でも』可能です。
どのような課題があったのですか。

日頃行っている学習の内容と親和性があったり、実際に英語の検定教科書と連動していたり、TOEIC対策ができるので、ターゲットとなる学校や塾、英会話スクールなどの窓口の先生方たちからはELST®の良さを大変理解していただいています。
しかし、実際に採用の決裁をする上の方たちにおいては、認知度はそこまで高くはありません。やはり知っているものの方が、採用したくなりますよね。そのため、知ってもらう、認知度を上げる。その必要性がある、という課題意識がありました。
デイリースポーツ案内広告社に頼んだ理由は何でしょうか。

認知度を上げるためにアンバサダーを起用してのプロモーションを頼ました。理由は明確にあります。
ELST®シリーズにおいては今回が初めての取り組みでしたが、過去に弊社の別の商材「NazoritAI®」で、CMを手掛けていただいたことがあります。クオリテイに大変満足した結果となりましたので、今回も非常に安心してお願いするこができました。
タレントに関しての要望は具体的にありましたか。
実際にタレントさんを使うとなった時に、どういうタレントさんがいいのか?私たちには選択肢がなかなか浮かばないのですが、前回、最適な提案をいただけたので、その点も頼みたいと思った大きな要因にはなっています。
実績を買われて、デイリースポーツ案内広告社に頼んだと聞いていかがですか。

仕事を通して関係値が深まるにつれ、担当者達の意識も上がってきていました。
「サインウェーブさんだったら、絶対にこれがいいよね」というディスカッションをする回数も増え、段々盛り上がるようになってきていたんです。
弊社の中でも、サインウェーブさんへのアイデアを考える動きが活発になっていたのが良い結果を生んだのかと思います。
数年来のおつき合いになりますが、「デイリーさんだったら安心だよ」と、毎回声をかけていただくことがモチベーションにもなっています。
これまでも色々な仕事を依頼されていたんですね

CM以外にも吊り革広告であったり、看板であったり、提案の選択肢が多いので、タイミングに応じて考えやすいというのもあります。
BtoC向けとBto B向け商材における、アプローチの違いを意識する。
アンバサダーを起用してのプロモーションが依頼だったわけですが、どのような依頼をされたのでしょうか。

前回はBtoC向けの商材で、リアルにテレビや新聞を初めてやろう、という時でした。その中でマヂカルラブリーさんをキャスティング頂いてCMまで行いました。
でも今回はBtoB。あまりマスメディアに行き過ぎると、個人のユーザーから「使いたい」という問い合わせがあっても、お断りせざるをえません。そのようなジレンマがあることも踏まえて依頼をしました。
BtoCではなくBtoBですと、確かにアプローチの仕方は変わりますよね。

BtoCの商材であれば、単純に認知を上げていく方向でユーザーを獲得する。その目的達成には、色々なやり方があると思います。
赤池社長がおっしゃったように、問い合わせをいただいても。その対応する受け口がないので、キャスティングの重要性はものすごく高いという認識でスタートしました。人のイメージだけで、どれだけ印象づけられるのか。そのポイントで、キャスティングを提案する際は、考えました。

与件をいただいて、弊社のキャスティングチームやクリエイティブチームが集まり、話し合いが始まりました。
一番意識していたのはクリーンなイメージ。かつ教育業界であるので、できるだけ上層部の方々にも知ってもらうために、親しみやすさや等身大感も重要になってくると考えました。
その上で、提案したのが、鈴木福さんです。クリーンなイメージと当時、慶応大学に入学するタイミングでもあったので、日常的に英語を学ぶシーンが、おそらく彼自身多くなっていくだろう。よりリアルにELST®を使う側の立場になるだろうと思い、提案させていただきました。
動画、WEB、展示会など、活用する場所を考慮したキャスティング。

補足すると、今回は展示会で活用されることも一番のポイントであると考え、そういう場で活用しにくいタレントというのは避けて提案しました。CMだけ、HPだけしか使えないという方もいらっしゃいますので、様々な媒体での使用も考慮してキャスティングを行いました。
提案を受けた際の率直な感想をお教えください。

使用するメインターゲットはやはり学生になるので、学生の等身大感というのは、やはり僕らとしても目線の一つにありました。
その上で、鈴木福さんという案は、とても刺さりましたね。実は弊社が創業時の頃、小学館の小学一年生のWEB版を弊社が受けていたのですが、その時の小学1年生のキャラクターが福さんだったんです!それを後から思い出して、縁があったのかなと。余談ですけど。
どのような結果を得られましたか。

展示会では、「福君だ」と言って、ブースに立ち寄ってくれる人が何名もいらっしゃったので、集客の面ではとても効果がありました。
営業現場では、ELST®をそもそも知らない先生もいらっしゃったのですが、鈴木福さんのクリアファイルにパンフレットを入れてお渡しすると、皆さん話題にしてくれて、アンバサダーを福さんにして本当に良かったなと思いました。
このような効果が出て、いかがですか。

集客につながるように、クリアファイルやブースで目立つパネルであったり、CMやメイキング動画も作成したのですが、活用していただき効果が出たことは嬉しいですね。

クリアファイルは、たくさん活用させていただきました。

ちょっと配りすぎたかなと思うくらい、活用しました(笑)
来場者数も、鈴木福君がアンバサダーになった年は、以前よりかなり増えています。
お客様からの頂いた声で、印象に残っているものはありますか。

ある学校では、英語科の主任まではOKで、最後、校長や理事長の判断になる際、鈴木福さんのクリアファイルを挟んで提案したら了承を得られたと、学校の担当者から教えていただきました。
やはり決裁者からすると、「鈴木福さんを使っているアプリ」という安心感がとてもあったみたいですね。
抽象的なオーダーでも的確に応える柔軟性。
デイリースポーツ案内広告社に頼んで良かった点を教えてください。

今回の施策は「さあ、ELST®とその先の世界へ」というテーマがあってスタートしています。
ELST®のブランドに、アンバサダーを起用して何かプロモーションを打つというのが完全に初めてで、私たち自身も手探りという状態の中、無理難題も多かったと思います。
そのような、抽象的な要望にも豊富な事例などを交えながら、導いていただいたおかげで、大変素晴らしいものが出来上がったと思っています。
また、私たちの考えも整理をしてもらい、進むべき方向を示してもらえたのは、非常にありがたかったと思っています。姜さんには、実務周りも手取り足取り教えてもらい助かりました。

LPやホームページなどの実務周りのことは、一個一個丁寧にスピーディーに対応していただいて、私も一営業担当として、大変ありがたかったです。嬉しい言葉ありがとうございます

僕たちとしてはCMの撮影、ホームページ、LPと頂いていたので、世界観をどのように表現するかを大切に、しっかり落とし込めることが出ました、ホームページも、良い具合に仕上がったと自負しております。
今後の展望はございますか。

中高生向けの。ELST®には、生成AIを活用した、大型の新機能(※1フリースピーチ音読練習 / ※2ライティング添削)のリリースを控えています。
おかげさまでたくさんの方々にご利用いただいております。これからも、常にお客様の声に耳を傾け、皆さんの英語学習が、より良いものになるよう、頑張っていきます。
※1
英語の文章を自由に入力して、オリジナルの音読素材を作成できます。
入力された文章は、音声合成による音声の読み上げに加え、音読採点も可能です。
※2
手書きやタイピング入力された英文をAIが自動添削します。
これまでの文法やスペルチェックに加え、生成AIによる内容の評価機能を追加いたします。

私からも。一つは、リアルなコミュニケーションができるようになるアプリ「MayAI」をつくりリリースします。英検やTOEIC対策といったものではなく、ビジネス上、実際に使えるようになるためのものです。
もう一つが、ELST®の日本語版JLSTのアプリをつくり、リリースします。海外の方が、自国で勉強できるようにするためのものです。
そしてもう一つ、具体的なことはまだ言えませんが、今年中に海外のどこかに進出します。世界では、日本語を学びたいという人は多く、市場はとても大きいので。
デイリースポーツ案内広告社に期待することはありますか。

成功ばかりのいいイメージだけではいられないので、僕らは今後、良い時も悪い時もいろんな時代があると思うんですね。そんな時でも、末永くお付き合いいただけたら幸いかなと思います。
本当にいろいろとやっていただいているので、僕らから期待なんていうのはとんでもないと思っています。

赤池社長の話を聞いて、サポートできそうな企画を今後考えていければなと思いました。

出会った当初からずっと、赤池社長はチャレンジし続けている方だと改めて思いました。
僕たちも発信し続けて、「デイリーもこんなチャレンジしてるんだな」という風に思っていただけるよう、今後もいろいろやっていきたいと思います。壮大なチャレンジをされるという風にお伺いしましたので、ぜひまた進捗を教えてください。

ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。