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【3分でわかる!】YouTube広告の費用は?課金方法・費用対効果を詳しくご紹介

公開日:2022年8月17日更新日:2022年12月26日 【3分でわかる!】YouTube広告の費用は?課金方法・費用対効果を詳しくご紹介

YouTube広告の種類

一口にYouTube広告と言っても、以下のような種類があります。

  • インストリーム広告
  • バンパー広告
  • ディスカバリー広告
  • マストヘッド広告

以下では、各YouTube広告の特徴を解説します。

YouTube以外のWEB広告についてこちら。

今さら聞けないWeb広告費の相場について種類別に徹底解説。

インストリーム広告

動画の再生前・再生中・再生後に流される広告を「インストリーム広告」と言います。

インストリーム広告には、広告が再生されてから5秒後にスキップ可能な「スキッパブル広告」と、15秒間スキップできない「ノンスキッパブル広告」の2種類あります。

スキッパブル広告は、広告が流されてから5秒後にスキップが可能です。つまり、5秒間は必ず広告を見てもらえます。対してノンスキッパブル広告は、広告が再生されてから15秒間はスキップできません。広告の再生時間に制限はなく、長いものであれば1時間以上の広告もあります。

バンパー広告

動画の再生前・再生中・再生後に6秒間ほど流される広告を「バンパー広告」と言います。
インストリーム広告とは違い、バンパー広告の再生時間は6秒で固定されており、視聴者は広告が終わるまでスキップできません。

ディスカバリー広告

動画ページの右側や検索結果画面上に表示されている広告を「ディスカバリー広告」と言います。

広告が動画として流されるのではなく、視聴者が検索した動画に関連する広告のサムネイルを表示します。広告の内容に興味がある人を対象としているため、費用対効果が高いのが特徴です。

マストヘッド広告

YouTubeのホーム画面のトップに表示される広告を「マストヘッド広告」と言います。マストヘッド広告は予約制で、1日1社が24時間だけ枠を購入できます。

視聴者の目につく最上段に表示されるため、高い訴求効果が期待できます。しかし、効果が高い分だけ費用も高額になりがちです。

オーバーレイ広告

視聴者が視聴中の動画に、サムネイルや文字が表示される広告を「オーバーレイ広告」と言います。

視聴者に広告を見てもらえる反面、✗ボタンを押さないと広告を消すことができないため、視聴者に嫌がられる恐れがあります。

YouTube広告の費用はいくら?

YouTube広告には、種類によってかかる費用にも違いがあります。以下ではYouTube広告の種類別に、費用がいくらかかるかを解説します。

インストリーム広告

インストリーム広告で課金が発生する条件は次の通りです。

  1. 広告を30秒以上スキップせずに視聴する
  2. 30秒未満の広告を最後まで視聴する
  3. 広告を出している企業のサイトにアクセスする

スキッパブル広告は、1再生ごとに3~8円が目安となります。30秒未満の動画であれば、5秒後にスキップすると課金は発生しません(視聴課金の場合)。対してノンスキッパブル広告は、1,000回表示されるごとに400〜600円が目安となります。

バンパー広告

バンパー広告は、1,000回表示するごとに500円ほどかかります。ジャンルによって費用は100~800円と異なります。

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告は、広告を1回クリックするごとに5~25円が目安となります。

マストヘッド広告

マストヘッド広告は、1日1社が広告枠を買い取る方式と、1,000回表示するごとに課金される2つの方式があります。

マストヘッドは訴求効果が高い分、1日で数百万円ほど費用がかかるケースも少なくありません。

オーバーレイ広告

オーバーレイ広告は、クリックごとに課金する方式と1,000回表示されるごとに課金する方式から選べます。

クリックする方式の場合、1クリックあたり3~20円が目安となります。対して1,000回表示される方式の場合は、400〜600円が目安です。

YouTube広告の課金方法とは?

YouTube広告の課金方法には、次のような種類があります。

  • CPV
  • CPM
  • CPC

以下で詳しく解説します。

CPV

CPV(Cost Per View)は、広告を1回再生するごとに課金される方法です。YouTubeの場合、視聴者が広告をスキップすると課金されないため、低予算で広告を出すことができます。

CPM

CPM(Cost Per Mille)は、広告を1,000回表示するごとに課金される方法です。CPMは表示ごとに課金されるため、クリック回数が多い場合は、以下で説明するCPCよりも費用が抑えられる可能性があります。

CPC

CPC(Cost Per Click)は、広告をクリックするごとに課金される方法です。広告が表示されただけでは費用は発生しません。しかし、広告が話題になりクリック数が増加すると、それだけ費用がかかってしまいます。

YouTube広告の外注費用はどれくらい?

YouTubeに出す広告は、基本的に制作会社に外注することになります。広告はクオリティによって差はありますが、1本あたり数万円〜数百万円が相場となります。

外注費用の相場と内訳の一例

  • 企画構成:5~15万円
  • 台本制作:5~10万円
  • 撮影:3~30万円
  • 編集:3~10万円
  • ナレーション:3~10万円
  • その他:3~8万円

テレビCMのようにクオリティの高いものであれば、多額の費用がかかります。ですが、機材などに費用をかけない、撮影を自社で行う、フリー素材を使うなどすることで低予算で広告を作成することも可能です。

YouTube広告の費用対効果はどれくらい?

YouTubeに広告を出す際、費用よりも高い効果を得ることが重要となります。

Webマーケティングでは、広告に対してユーザーが成果を達成することを「CV(コンバージョン)」、その割合のことを「CVR(コンバージョン率)」と言います。

YouTube広告の平均CVRは2.06%と言われています。
例えば、1クリックすると課金される「CPC方式」で広告を出した場合、1か月3万円で1CVを達成する場合、合計で48~49クリックが必要となります。
※CV=CVR(2.06)×CLICK(48.54)÷100
1クリック20円とした場合、1日1,000円。1か月3万円で1CVを達成できます。

YouTube広告の費用対効果を高めるためのポイント

You Tube広告の費用対効果を高めるために、次のポイントを押さえておきましょう。

  • 目的に合わせた配信設計
  • ターゲティングを明確に
  • 分析ツールの活用
  • アトリビューションの計測

以下で詳しく解説します。

目的に合わせた配信設計

YouTube広告を出す際は、目的に合わせた配信設計を行う必要があります。広告を配信する目的に合わせて設計をすることで、費用対効果を高めることが可能です。

ターゲティングを明確に

どのような人をターゲットにしているかも明確にする必要があります。ターゲットが不明瞭な状態で広告を制作しても、視聴者に伝わらなければ意味がありません。年齢、性別、目的などターゲットを明確にすることで、高い訴求効果が期待できます。

分析ツールの活用

YouTubeで用意されている「YouTubeアナリティクス」や「Googleアナリティクス」といった分析ツールを活用することで、視聴者層や再生回数などをチェックすることが可能です。

アトリビューションの計測

アトリビューションは「間接効果」とも呼ばれています。例えば、YouTubeに広告を出したとしても、すぐにアクションを起こしてもらえるわけではありません。メディアや広告などで情報を集めてから購入に至ることを、アトリビューションと言います。

YouTubeに広告を出した後で、視聴者にどのような影響を与えるかをアクセス数などでチェックしておく必要があります。

YouTube広告の実績紹介

YouTube広告の実績をご紹介します。

スキャナー辞書提供企業様

販売するペン型スキャナー辞書の告知でYouTube広告を展開しました。

英単語や英文をなぞるだけで、翻訳から発音までしてくれる「NazoritAI Pro」は、海外のビジネスパーソンと仕事をする機会の多い人にピッタリの商品です。

吉本興業に所属するマヂカルラブリーさんを起用したPR動画では、お二人のネタとCGを組み合わせることで、インパクトのあるものに仕上がっています。

スポーツ用品メーカー企業様

新商品の発売に伴い、認知拡大を目的としたYouTubeの TrueView インストリーム広告を実施しました。

視聴率が想定の約1.5倍となり、顧客満足度の高いCPVを達成することができました。

まとめ

今回はYouTube広告の種類や費用についてご紹介しました。

You Tube広告には

  • インストリーム広告
  • バンパー広告
  • ディスカバリー広告
  • マストヘッド広告

といった種類があります。

各広告は費用や特徴に違いがあるため、自社の目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

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