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【2022年完全版】Instagram動画広告の魅力と注意点を徹底解説!

公開日:2022年10月19日更新日:2022年12月26日 【2022年完全版】Instagram動画広告の魅力と注意点を徹底解説!

\なぜインフルエンサーマーケティングが重要視されているのか?/

Instagram(インスタグラム)は「写真や動画を投稿する」「他人の写真や動画を見る」ことをメインとするSNSです。「インスタ映え」という言葉ができるほど人気のあるSNSのひとつで、特に若者を中心に世界中に利用者がいます。

友達のフィード投稿を見たり、何か面白い投稿はあるかな~と思いながら発見タブを眺めたり、ストーリーを流し見したり…という方も多いのではないでしょうか?

昨今、SNSでは広告を見かけない日がないくらい、多くの企業が認知目的やサービス販売の目的で動画広告を出稿しています。特に、Instagramに2018年8月にストーリーズの機能が登場して以来、Instagram上でより多くの動画投稿がおこなわれるようになりました。フィードでの動画広告はもちろん、ストーリーズでの動画広告を見かけることも多いと思います。

>>SNS広告の詳細についてはこちら

そこで、今回はInstagramでの動画広告の概要、活用について紹介していきます。

Instagramの動画広告設定方法

Instagramでの広告の出稿は以下の手順で実施できます。

  1. Instagram アカウントとの連携
  2. キャンペーンの作成
  3. 広告の入稿
  4. 支払い設定
  5. 広告の掲載

Instagramの動画広告配信先

Instagram 動画広告は、以下の4つの方法で広告を配信することができます。

  1. フィード
  2. ストーリーズ
  3. 発見タブ
  4. リール

それぞれの配置ごとに表示方法や見込める効果・特性が異なるので、その点も含め解説していきます。

フィード

Instagram アプリを起動した時に表示される、フィード内(タイムライン)に配置される広告です。

皆さんがフォローして見ているユーザーの投稿と同じ形で表示されるので、ユーザーがフォローしているアカウントの投稿との雰囲気がマッチしていれば「広告っぽさ」を強めることなく、Instagramの世界観に自然と馴染んだ広告を出すことができます。

ちなみに、広告が配置される頻度は公にはされていませんが、3~5投稿に1回の頻度で広告が表示されるケースが多いです。広告出稿している投稿には「広告」の表記が表示され、広告主が設定した任意の遷移先へ誘導するCTAが表示されます。遷移先としては、プロフィールやWebサイト、ダイレクトメッセージなどから選ぶことができます。

「広告っぽさ」を感じさせない広告は、広告に対するユーザーの抵抗感を弱める上で非常に重要なのですが、一方で他のユーザーの投稿と同様にスルーされてしまう可能性があるとも言えます。そのため、ユーザーのスクロールしている手が止まるような、動きや音声を用いたキャッチーで分かりやすい動画内容が有効です。

ストーリーズ

フィードの上部にある24時間で消えるストーリーズの再生中に配信される動画広告です。フィード広告と同様に、フォローしているアカウントのストーリーズに表示されます。

通常のストーリーズと異なり、広告の場合は24時間経っても消えることはありません。また、フィードと同様に「広告」という表示があり、CTAの設定をおこなうことが可能です。

前述のフィード広告と大きく異なる点は、動画が「縦型」であることです。スマートフォンの画面サイズそのままにフルスクリーンで表示されるので、ユーザーをよりブランドや商品の世界観に引き込めるのが特徴です。

また、ストーリーズ広告ではアンケート広告を用いて、ユーザーとの距離が近い広告を表示したり、【詳しくはこちら】というボタンをストーリーズ後半の画面中心部に自動的に表示させたりすることで、広告に興味を抱いたユーザーを、自然な流れで次のアクションに促すことが可能です。

発見タブ

発見タブは検索と同じページにあり、検索やユーザーの興味関心に基づいた投稿が表示されます。発見タブはフィードやストーリーズとは違い、ユーザーがフォローしていないアカウントの投稿も表示されます。この発見タブのコンテンツの間に表示されるのが発見タブ広告です。

発見タブ広告は、一覧に表示されるわけではなく、写真や動画をクリックして閲覧している際の投稿の間に表示されます。

ユーザーが受動的に情報や投稿を探しているので、ユーザーの興味関心とマッチした潜在的なニーズに刺さるような広告であれば、ユーザーはフィード広告やストーリーズ広告よりも積極的にその広告を受け入れてくれるかもしれません。

リール

リール広告は、ホーム画面や検索画面と並んでいるタブから閲覧することができ、最大30秒のショート動画を表示させることができます。リール広告はストーリーズ広告と同様に、縦型のフルスクリーンで表示されオーガニックで投稿されたリールの間に広告が表示されます。

ストーリーズと異なるポイントとしては、フォローしているアカウント以外の動画も表示され、TikTokのように「いいね」やコメントなどのリアクションを付けることができる点です。

さらに、他のユーザーが残したコメントが口コミの役割を果たすことができるのも大きな特徴のひとつです。実際にその広告から商品やサービスを購入したユーザーが好意的なコメントを残してくれれば、さらなる集客力が期待できます。

Instagramの動画広告の課金形態

Instagram動画広告の課金形態は以下の4種類です。

  • CPM(Cost Per Mille)課金
  • CPC(Cost Per Click)課金
  • CPI(Cost Per Install)課金
  • CPV(Cost Per View)課金

それぞれ課金される場合や課金額の計算式が異なるので、目的に応じて適した料金形態を選ぶと良いです。ひとつずつ解説していきましょう。

CPM(Cost Per Mille)課金

CPM課金はインプレッション=広告が画面に表示された回数を1000件得るごとに課金される形式のことです。ちなみに、Per Mille(パーミル)とは「1000分の1」を意味します。CPMの値は以下のような計算式で求めることができます。

CPM = 消化金額÷インプレッション×1000

広告がユーザーに表示されたことに対して料金が発生するため、ユーザーが広告をクリックしたり、商品を購入したりしなくても課金されます。そのため、商品やサービスの認知拡大を目的として、予算に余裕のある場合に利用することをオススメします。

同じ消化金額でもインプレッション数が大きくなれば、CPMは低くなり費用対効果も大きくなります。CPMを低くするためにはその広告がたくさん表示される必要がありますので、広告を表示するユーザーのターゲティングを広げると良いでしょう。

CPC(Cost Per Click)課金

CPC課金は広告が1回クリックされるごとに課金される形式のことです。その特徴からクリック課金型とも言われます。CPCの値は以下のような計算式で求めることができます。

CPC = 消化金額÷クリック数

前述のCPM課金はインプレッション=広告が表示された回数をもとにしますが、CPC課金はクリックされた回数をもとにします。ユーザーのアクションに応じて料金が発生するので、購入に直結する販促などを目的として利用されることが多いです。

CPC課金の場合、ユーザーにクリックしてもらうための魅力的な広告を作ることが重要です。ただ、ユーザーを「購入するための場まで誘導すること」までが広告の仕事です。その後、遷移先でいかにユーザーを商品の購入まで促すかが重要となります。

CPI(Cost Per Install)課金

CPI課金は広告によってアプリが1回インストールされるたびに課金される形式のことです。指定のアプリをインストールさせたい場合に向いている形式です。CPIの値は以下のような計算式で求めることができます。

CPI = 消化金額÷インストール数

もし指定のアプリが有料アプリの場合は、アプリがインストールされること自体が売上となるため、費用対効果を高めることが可能です。

ちなみに、アプリではない商品やサービスで顧客獲得単価を示す「CPA(Cost Per Action、またはCost Per Acquisition)」と同じ意味です。

CPI課金は、ユーザーが商品を購入して成果が発生した場合に課金されるので、低予算から始められて、リスクが小さいというメリットがあります。そもそもInstagram広告は低予算から始められるため、CPI課金と特性が一致しています。

CPV(Cost Per View)課金

CPV課金は動画広告の視聴回数に応じて課金される形式のことです。その特徴から視聴課金型とも言われます。CPVの値は以下のような計算式で求めることができます。

CPV = 消化金額÷動画広告視聴数(10秒以上)

Instagram広告でCPV課金が発生するのは、動画広告が10秒以上視聴された場合です。CPM課金とは違い、ユーザーがただ動画広告を目にするだけでなく、広告に興味を引かれてスキップせずに10秒以上視聴された場合に課金されるため、興味を持ってくれたユーザーに対して集中的に広告費を割くことができます。

一方でCPM課金と同様に、クリックや指定の遷移先への誘導という具体的なユーザーのアクションに関係なく、動画広告を10秒以上視聴した場合に費用が発生するため、認知拡大の目的に使用される場合が多いです。

上記の通り、Instagram動画広告は課金形態を細かく設定できるため、それぞれの特徴をよく掴み、自社の製品やサービスの特性に適したものを選択すると良いでしょう。

Instagram広告活用の3つポイント


Instagram動画広告の配信先と課金形態についてご紹介してきました。それでは、ここまで説明してきたような特性をもつInstagram動画広告を成功させるには、どのようなポイントがあるのでしょうか。どのような動画クリエイティブを作れば良いのでしょうか。

ここからは、Instagram動画広告運用時に押さえるべき3つのポイントをご紹介します。

ファーストビューで惹きつける

Instagram を使用しているユーザーは、画面に映るコンテンツをそのまま見るか、飛ばして次のコンテンツを見るかの判断を「一瞬」でしています。読み飛ばしたりスキップしたりすることは日常茶飯事です。特にストーリーズはその傾向が顕著になります。

動画が始まっているのに動きがあまり無かったり、気分が盛り上がるような場面もないシーンが続いてしまったりすると、面白くない動画と判断して他の面白そうなコンテンツを探したくなってしまいます。

そのため、動画では最初の1シーン目でユーザーの興味を惹きつけなければなりません。そこで最初の1~2秒にインパクトをもたせることを意識して動画を制作しましょう。

動画広告という形式は、静止画広告よりも多くの情報を伝えることができます。情報量に換算すると、1枚の画像は1000文字あるのに対し、1分間の動画は1800000文字の情報量に匹敵するともいわれています。その情報量を伝えるためには動画が視聴され続ける必要があります。

前述した通り、ユーザーはInstagramを利用する際にさまざまな投稿を目にしますが、その一つひとつに長い時間をかけることはしません。つまり、ユーザーが広告を目にした時に、続きを試聴したくなるようなインパクトが必要となります。

ターゲットやクリエイティブの目的を明確にする

いきなり広告動画を作り始めるのではなく、まずはターゲットやクリエイティブの目的を明確にしてから制作しましょう。

今回実施する動画広告運用の目的は認知拡大なのか、それともCV目的なのか、はたまたブランディングなのか…。目的によってクリエイティブの着地点は異なります。

例えば、ブランディングが目的なのであれば、商品やサービスの使い方を細かく訴求するような内容よりも、その商品やサービスを使用した際のライフスタイルがイメージできるような情景を描いたりするほうが効果的です。

動画の長さは15秒以内にする

動画広告を出せる秒数は、フィード広告、ストーリーズ広告は60秒間、リール広告は30秒間ですが、いずれの動画も15秒以内に収めるようにするのがオススメです。

もともとSNSは忙しい日々のスキマ時間を利用して閲覧されることが多いので、時間のかかる長尺の動画よりは、クイックに訴求内容が伝わるコンパクトな短尺の動画のほうが好まれる傾向にあります。

特に、ストーリーズは画面をタップすると直ぐに次のストーリーズへ移動してしまうため、前述した通り冒頭の1~2秒にインパクトを持ってきて、ファーストビューでユーザーの興味を引き付けるような動画を制作しましょう。

まとめ


本記事では、Instagram動画広告のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

これらのInstagram動画広告の特性を理解し、ポイントを押さえて適切に使い分けることで、あなたの商品・サービスをよりユーザーに届けることができます。

ビジュアル訴求できる商品やサービスであれば、画像や動画をメインに楽しむInstagram(Instagram動画広告)との相性は非常に良いので、商品認知度の向上やサイト流入数の増加などが見込めます。

成果を比較し、短い期間で多くのクリエイティブを試したい場合は、あらかじめ数種類の動画を作成しておくことをオススメします。特に、冒頭のファーストビューを変えたクリエイティブを複数用意しておくと、より成果が比較しやすいでしょう。

デイリースポーツ案内広告社では、今回ご紹介したInstagram動画広告も含めた、SNS公式アカウント運用の実績が多数ございます。

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