LINE公式アカウントの作成方法と使い方を初心者向けに徹底解説!

2022年6月22日 LINE公式アカウントの作成方法と使い方を初心者向けに徹底解説!
目次
LINE公式アカウントの開設方法
LINE公式アカウントを運用するには、開設することから始める必要があります。以下ではLINE公式アカウントの種類や解説の手順を解説します。
アカウントは2種類
LINE公式アカウントには、「認証アカウント」と「非認証アカウント」の2種類があります。LINE公式アカウントを開設した段階では、非認証アカウントとして扱われます。非認証アカウントは、審査を通ることで認証アカウントとなります。
認証アカウント
認証アカウントは、必要な審査をクリアーしたことを意味しています。認証アカウントになることで、次のようなメリットが得られます。
⚫︎ LINEアプリ内で検索をした際に表示される
⚫︎ LINEのキャラクターが入った店舗用ポスターがダウンロード可能になる
⚫︎ 「友だち追加広告」で友だちを増やすことができる
⚫︎ LINE公式アカウントの有料プランの支払い方法に請求書決済が追加される
※代理店アカウントに限る(一部例外あり)
未認証アカウント
LINE公式アカウントを開設した段階では、非認証アカウントとして扱われます。メッセージの配信など、基本的な機能を使うことは可能です。しかし、LINEの検索結果に表示されないなど、認証アカウントで得られる機能は使えません。
開設の手順
LINE公式アカウントは、以下の3ステップで簡単に開設できます。
1.開設ページで「LINE公式アカウントの開設」をクリックする
2.「アカウントを作成」をクリックして個人のLINEアカウントかメールアドレスを登録
3.「LINE Official Account Manager(管理画面)」にログインで完了
認証アカウントを希望する方は、審査の申込みを続けてください。認証アカウントの審査は無料で受けられます。
LINE公式アカウントで必ず使いたい活用していきたい機能
LINE公式アカウントを本格的に運用するにあたり、以下にご紹介する機能は必ず活用することをおすすめします。
メッセージ配信
LINE公式アカウントを利用するうえで必要不可欠な機能です。友だち登録したユーザーに、キャンペーンや商品の情報を配信する際に使われます。
チャット
ユーザーと企業が直接コミュニケーションを取る手段として使われます。店舗への電話予約などの代わりとして活用できます。
クーポン
友だち登録したユーザーに、商品やサービスの割引などに使えるクーポンを配信できます。
その他の機能
LINE公式アカウントには、上記でご紹介した機能以外にも次のような便利な機能が提供されています。
⚫︎ 自動応答メッセージ
チャットに送られてきたユーザーからのメッセージに自動で返信する機能です。少数で運営している店舗などで、電話対応に人を割けない時などに重宝します。
⚫︎ リッチメッセージ
画像、テキスト、動画を一つにまとめて配信できる機能です。テキストだけの情報よりも商品やサービスの魅力を伝えることができます。
⚫︎ リッチメニュー
トーク画面のキーボードエリアにメニューを表示する機能です。クーポンや店舗へのリンクなどを表示できるため、ユーザーの誘導に効果的です。画面の下部に固定されているため、他のメッセージなどに埋もれることがありません。
⚫︎ ショップカード
店舗などで使えるポイントカードを作成できます。貯まったポイントは商品や割引などと交換できます。
⚫︎ 友だち追加広告
友だち追加広告とは、LINE公式アカウントで友だちを集められる機能です。企業や店舗が提供するサービスに合致した年齢、性別、居住地などを絞り込みすることで、狙った属性の人物に広告が表示されます。友だち追加した時だけ費用が発生するため、安価で友だちを増やすことが可能です。
友達追加時の「挨拶メッセージ」の設定方法と活用ポイント
LINE公式アカウントにユーザーが友だち登録した際に、挨拶メッセージを表示させることができます。以下では挨拶メッセージの設定方法、設定する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
「挨拶メッセージ」設定方法
ユーザーが友だち登録をした際に表示される挨拶メッセージは、以下の順序で設定可能です。
1.「トークルーム管理」から「あいさつメッセージ」をクリック
2.設定画面の入力フォームに内容を記入する
3.「変更を保存」をクリックして完了
設定のポイント
登録してもらったユーザーに対して、どのような挨拶文を載せるかで印象はガラリと変わります。相手に良い印象を与えるために、次のポイントを押さえておきましょう。
✔ 初期設定ではなく自分の言葉で設定する
あいさつメッセージは、初期設定やデフォルト設定が用意されています。しかし、決まり文句のような挨拶文では面白みがありませんし、親しみやすさも感じません。画像や絵文字などを使いつつ、自分の言葉で設定しましょう。
✔ 顧客にとって有益な情報を記載する
あいさつメッセージのポイントは、ユーザーに得になる情報を提供することです。いきなり商品の押し売りをされると、ユーザーは拒否反応を示すものです。まずは、「ここなら有益な情報が得られる」と思える情報を表示しましょう。
✔ 情報は厳選して伝える
あいさつメッセージに表示する情報は、ユーザーが有益と思えるものを厳選しましょう。ダラダラと長文を書き連ねても読んでくれません。企業や店舗の情報を端的に短めにまとめるのがポイントです。
友だちを増やす方法
LINE公式アカウントの友だちを増やす方法は数多くあります。その中でも効果的な方法を以下でご紹介します。
店頭のPOPやチラシ・スタッフからの声掛け
友だち追加用のQRコードが記載されたPOPやチラシを、店頭に配置するのがおすすめです。また、スタッフが来店したお客様に声をかけながら登録を促すのも良いでしょう。購入した商品を袋詰めする際に、チラシを一緒に入れるのも効果的です。
ウェブサイト・メルマガ・SNSから発信する
自社のウェブサイト、メルマガ、SNSを利用して、LINE公式アカウントの友だち登録を促すのも方法の一つです。既存のウェブサイトがあるなら、LINE公式アカウントのことも紹介するはずです。そのタイミングで、LINE公式アカウント用の友だち登録ボタンやQRコードを配置しましょう。
「友だち追加広告」を運用する
友だち追加広告を活用することで、効率的に友だちを増やすことが可能です。あらかじめ商品やサービスを必要とする人向けに条件を指定しておくことで、友だちになってくれる可能性を高めることができます。
CPDスタンプを配信する
企業や店舗のLINE公式アカウントを友だち登録することで、オリジナルのスタンプをダウンロードできるサービスです。友だち登録するだけでスタンプがもらえるという手軽さと、今しか手に入らないというレア感から大量の友だちを増やせます。ただし、多額の費用がかかる点に注意が必要です。
メッセージ配信の設定方法と活用ポイント
メッセージ配信は、LINE公式アカウントで友だち登録しているユーザーに、企業や店舗の情報を提供するために使われる基本的な機能のひとつです。以下では、メッセージ配信の設定方法と活用ポイントをご紹介します。
メッセージ配信の設定方法
メッセージ配信の設定は以下の方法で行います。
1.LINE公式アカウントの管理画面にログインする
2.「メッセージ配信」メニューにある「メッセージを作成」をクリック
3.「作成」をクリックして作成画面を開き項目の設定を行う
4.テキストやスタンプ欄を使いメッセージを作成する
5.作成後に「下書き保存」か「配信」をクリックする
設定のポイント
メッセージをユーザーに読んでもらうためには、テキストだけでは不十分です。以下にご紹介するように、一工夫することが重要となります。
✔ 通常メッセージと一緒にスタンプや画像を使う
商品やサービスを紹介する際は、通常メッセージと一緒にスタンプや画像を使いましょう。文字だけでは商品やサービスの魅力は伝わりづらいものです。画像も合わせて使うことで、言葉だけでは伝わりづらい魅力も視覚的に伝えることが可能です。
✔ リッチメッセージを使う
メッセージ配信をする際に、画像やテキストを詰め込むとゴチャゴチャして見づらくなります。そこで、リッチメッセージを使って画像とテキストを一つにまとめましょう。見た目もスッキリして読みやすくなります。
✔ 効果的な時間と頻度で配信する
配信したメッセージをユーザーに読んでもらうには、配信する時間にも考慮すべきです。メーカーであれば、平日のお昼11〜14時、20〜22時、曜日は金・土曜日など、ユーザーがゆっくりと過ごすタイミングを狙っての配信をおすすめします。
チャットの設定方法と活用ポイント
LINEチャットは、手軽にユーザーとコミュニケーションが取れる便利な機能です。以下では、チャットの設定方法や活用ポイントをご紹介します。
チャットの設定方法
LINEチャットを設定する方法は以下の通りです。
1.LINE公式アカウントの管理画面にログインする
2.「設定」をクリックする
3.左メニューの「応答設定」から「チャット」を選択
4.友だちにメッセージを送信する
チャット活用のポイント
チャットはユーザーとコミュニケーションを取ることができる便利な機能です。以下ではチャットを効果的に使うためのポイントをご紹介します。
✔ 問い合わせの窓口としてチャット(1:1トーク)への案内・誘導する
LINEチャットで会話をするには、まずユーザーからメッセージを送ってもらう必要があります。問い合わせをLINEチャットで受け付ける場合は、事前に受付時間等を周知しておくことが必要になります。
例えば、チャットで問い合わせを受け付けていることを、メッセージを使って告知する方法があります。または、リッチメニューに問い合わせ用のボタンを設置しておくのも良いでしょう。
LINE以外のSNSやウェブサイトがあるのであれば、LINE公式アカウントでもチャットで問い合わせを受け付けている旨を掲載するのもおすすめです。
✔ 連絡手段をチャットにする
少人数で運営している店舗の場合、電話対応に人を割くのは難しくなります。しかし、電話に出なかったことが原因でクレームになったり、機会損失を招く恐れがあります。
チャットを連絡手段にすることで、時間のある時に確認や返信が可能となります。また、ユーザーからの電話を気にすることなく、顧客対応できるのもメリットです。機会損失を防ぐためにも、チャットを連絡手段に変えることを推奨します。
✔ 自動応答/キーワード応答機能を設定する
少人数で運営している店舗の場合、友だちが増えすぎると個人での対応が難しくなります。そんな時に役に立つのが自動応答・キーワード応答機能です。自動応答・キーワード応答機能を使うことで、ユーザーが送信した特定のキーワードに自動で返信してくれます。
例えば、「営業時間」というキーワードに対して「営業時間は◯◯時です」と、メッセージを設定したとします。ユーザーがチャットで「営業時間は?」と質問してきた際に、設定したメッセージが自動で返信されます。
クーポンの設定方法と活用ポイント
クーポンは集客や販促を促すのに効果的な機能です。以下ではクーポンの設定方法や活用ポイントをご紹介します。
クーポンの設定方法
クーポンを設定する方法は以下の通りです。
1.LINE公式アカウントの管理画面にログインする
2.「ホーム」タブのメニューからクーポンを選択
3.画面右側の「作成」をクリック
4.必要な項目を入力する
5.保存をクリック
活用のポイント
クーポンは商品の割引や特典をつける際に便利な機能です。以下では、クーポンを上手に活用するポイントをご紹介します。
✔ タイミングの良い配信をする
クーポンはバラ撒けばいいというものではありません。以下のようにちょうどよいタイミングで配信することが重要となります。
⚫︎ 新生活が始まったタイミング
⚫︎ 新しいサービスやイベント開始時
⚫︎ 季節の催し物が始まった時期に合わせる
上記のような良いタイミングで配信すると良いでしょう。
✔ アンケートや友だち追加のお礼に配布する
クーポンを配信するタイミングとして、アンケートや友だち追加のお礼に配布するのもおすすめです。お友だち登録時にクーポンを配信することで、新規のお友だち獲得に繫がります。
また、アンケートを募集しても無視されがちではないでしょうか。そこで、アンケートに答えてくれたお礼にクーポンが貰えることを周知してくことで、アンケートにも答えてもらいやすくなります。
✔ 分析を活用する
管理画面にある「分析」では、クーポンを開封した人数や使用した人数、年代や性別などのデータを確認ができます。ターゲットにあった配信ができるように、分析機能を活用しましょう。
まとめ
LINE公式アカウントの使い方を抜粋してご紹介してきましたが、集客に効果的な機能の使い方はほかにもたくさんあります。しかし、全ての機能を使いこなすのは難しいものです。
そこで、経験が豊富なLINE公式アカウント運用の正規セールスパートナーを活用するのも手段の一つです。デイリースポーツ案内広告社では、 LINE公式アカウントの開設から毎月の運用及び検証まで幅広くサポートします。オプションでLINE広告による友達獲得や、LINEポイントを活用した販促キャンペーンも提供可能です。
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