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初めてのテレビCM|費用(料金)はいくらかかるの?

公開日:2022年10月28日更新日:2022年12月26日 初めてのテレビCM|費用(料金)はいくらかかるの?


テレビCM出稿の際には、大きく分けて、CMを放送するための放映費とCM動画を作成するための制作費が発生します。

今回はテレビCMの出稿にかかる費用について詳しく解説します。

テレビCMの種類

まずは、テレビCMの放映費を理解するため、CM枠の種類について解説します。

テレビCMの種類

テレビCMの出稿方法は大きく分けて3種類あります。

  • タイムCM

個別番組に提供し、その番組中に放送されるCMです。CM秒数の最小は30秒~です。

放送期間は、2クールと呼ばれる6か月間を基本とします。地上波の場合、放送されるエリアは、各局ごとのローカルエリア(ローカルタイム)、キー局・準キー局制作番組であれば、全国エリア(ネットタイム)も可能です。テレビ局それぞれ番組ごとに料金設定がされており、金額が異なります。また、ローカル・ネットでも金額設定が異なります。

番組指定することで、特定視聴者層に対して的確に訴求できること、長期間の出稿のため、特定層へ繰り返しの到達が可能になることが、特徴です。

  • スポットCM

テレビ局のタイムテーブル(番組表)内で、番組と番組の間や、番組中など特定番組を指定せず、放送されるCMです。CM秒数の最小は、15秒~ですが、30秒・60秒なども可能です。

放送期間は、1週間以上をベースとしながら、自由に期間設定が可能です。放送されるエリアは、各局ごとのローカルエリアです。エリア・時期・放送時間帯・投下量などを自由に設定できるため、柔軟性があり、集中投下も可能なため、タイムリーで即効性のあるキャンペーン展開が可能になります。

GRP(グロス・レーティング・ポイント)と呼ばれる、延べ視聴率の購入量によって、金額が決まります。取引には、パーコストと呼ばれる、1%あたりの単価を設定し、何%分のGRPを購入するかで、金額を設定します。テレビ局ごとに時期や放送時間帯に応じて、パーコストは変動していきます。

  • SAS(Smart Ad Sales)

タイム・スポットの中間的な商品として、2020年より一部テレビ局より販売が開始された比較的新しいテレビCMです。特定の局、番組や枠を指定して15秒1枠から購入可能なCMで、CM秒数の最小は15秒~ですが、枠量によっては60秒などの長尺対応も可能です。

番組や枠を指定でき、エリアや枠量を調整することも可能なため、タイム・スポットのいいとこ取りができる商品になります。ターゲットに合わせたポジションを選びたい、限られた予算内でCMを放送したい出稿主様にお勧めです。

※一部テレビ局のみでの販売可能商品となります。

放送局の種類


テレビCMの種類に加えて、放送局によっても金額感や出稿方法が異なります。

  • 地上波放送(地上デジタル放送)

一般的に言うテレビ放送のことで、公共放送のNHKと民間放送(民放)に分けられます。

民放放送局は、全国32地区で127局あり、関東5局を中心としたキー局と各系列局がネット局となり番組供給を行っております。各局それぞれに、タイムCM・スポットCMの販売を行っており、タイムCMは番組ごと、スポットCMは、GRPでの取引が行われます。

  • BS放送

BS放送は、民放系BS局と独立系BS局に分かれており、放送衛星をからそれぞれ全国エリアに放送しています。編成されている番組の特性上、50歳代以降の視聴者が多い傾向ですが、地上波同様、タイムCM・スポットCMの放送が可能です。

スポットCMは、地上波と異なりGRPでの取引は行わず、CM 1本ごとの1本単価で金額が異なります。通販CMに代表される長尺CMやインフォマーシャルなどの出稿が多く、30分や1時間のオリジナル番組を制作することも活用事例として多いです。

  • CS放送・ケーブルテレビなど

CS放送は、通信衛星を用いて放送されており、編成されている番組が専門性の高いことが特徴です。そのため、特定ターゲットに絞った訴求が可能なため、BS同様、長尺のCMや、オリジナル番組の制作を行うことが多いです。

テレビCMの費用(放映費)と相場


ここまで、記載した通り、各エリアやターゲット、視聴者への訴求の仕方によって、テレビCMの活用方法は異なります。各局の特性やターゲットへのアプローチ方法を吟味することで、出稿方法が異なるため、費用感や選択肢は検討する企業の数だけあります。

>>プランの一例はこちら

制作費の費用と相場

テレビCMを放映するにあたり、放映費以外に放映する動画素材を制作する費用がかかります。特に全国ネットのテレビCMを放映する場合は、そのクオリティも求められ、制作費の内訳も変わってきます。

企画費・ディレクション費

アイデアや構成の立案、進行管理やスケジュール管理費などにあたります。

撮影・編集費

撮影・編集するスタッフの人件費やスタジオ費用、MA費などにあたります。

出演費(キャスティング費)

映像に出演するタレントさんやモデルさんの起用する費用となります。具体的な費用については、依頼先や放映先によって変わります。下記の記事で詳しく紹介しております。

【事例あり】CM制作費にかかる費用って?内訳と配信先をご紹介

テレビCM実施までの流れ

STEP1:テレビCMに対応している広告会社に問い合わせる

STEP2:課題をもとにテレビCMの提案を受ける

STEP3:企業審査

STEP4:CM素材コンテの提案を受ける

STEP5:CM素材考査

STEP6:CM素材制作・編集

STEP7:放送開始

まとめ

ここまでテレビCMにかかる費用についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

単にCM放映と言っても、テレビ局や番組によって費用は大きく変動し、数億円のテレビCMもあれば、数十万円から実施できるものもございます。あらゆるコミュニケーション手段が出てきた現在、テレビCMも昔に比べると非常にハードルが低く、トライアルしやすい環境になってきました。

デイリースポーツ案内広告社ではテレビCMの仕入れからCM制作まで一気通貫で取り扱っております。まずは具体的な金額だけでも知りたいと興味をお持ちの方は、是非一度お問合せ頂ければと思います。

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