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【事例あり】CM制作費にかかる費用って?内訳と配信先をご紹介

公開日:2022年10月21日更新日:2023年1月19日 【事例あり】CM制作費にかかる費用って?内訳と配信先をご紹介


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CM制作費とは

「CM制作」と聞くと、大手企業のような予算が多く蓄えている企業にしかできないものというイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、同じ「CM制作」でもCMの内容・ジャンル・配信先・依頼先などによって費用感は大きく異なる場合があります。

当記事では、各項目に分けて「CM制作」にかかる費用を紹介していきます。

CM制作にかかる項目費用とは


CM制作の主な流れは、以下の5つの工程が必要となります。

  • 企画
  • 構成
  • 撮影
  • 編集
  • 公開

これらに関わる費用についてお伝えしていきます。

企画費

企画費とは、全体の校正を決めてCMNお内容を決める作業にかかる費用のことを指します。

告知するサービスや商品の特徴を捉えて、ターゲット層や競合他社の最新動向も踏まえたうえで、CMの内容を決めていく必要があります。CMの内容が決まり次第、ロケーションや撮影等のスケジュールを立てていきます。

CM全体の構成を決めるため、重要な工程になり、CM制作の依頼先の手腕が問われます。

綿密な打ち合わせを重ね、自社のことだけではなく、同業・競合他社のことまで深く感が手制作することでより効果的なCMが制作できます。

企画費の相場は、2万円~50万円程度になります。

人件費

人件費とは、動画制作にかかるスタッフやタレントを起用する際にかかる費用のことを指します。

タレントをキャスティングすると、知名度によって費用感に大きな振り幅が生まれます。有名なタレントを起用すると、それだけで1000万円以上かかる場合もあります。契約期間も決まっているため、それ以降は完成している動画やポスターも使用することが出来ません。

しかし、タレントを起用することによって告知したいサービスや商品の宣伝効果が高まり、費用隊効果が高まるケースもあります。自社のサービスや狙いたいユーザーなどを踏まえ、「何を伝えたいのか」を慎重に検討していく必要があります。

人件費の相場は、5万円~300万円になります。

諸経費

諸経費とは、CM制作に使われる機材・宿泊費・スタジオのレンタル費などを指します。ドローンを使った空中撮影など、高価な機材を使えばそれだけ費用も高くなります。

諸経費の相場は、CMの内容によって変わるため数万円~数十万円にのぼります。

ディレクション費

ディレクション費とは、ディレクターの進行にかかわる管理費のことを指します。

ディレクション費の相場は、5万円~100万円になります。

ポストプロダクション費

ポストプロダクション費とは、動画の撮影や編集にかかる費用のことを指します。

撮影した映像の中から不要な部分を取り除きながら、つなぎ合わせていく作業になり、この際にテロップなどの字幕も入れていきます。

ちなみに、字幕が入っていない動画も多くありますが、最近では「トレインチャンネル」と呼ばれる電車の中のサイネージ広告など音声が出せないメディアも存在するため、そのようなメディアに放送することも考えて、動画には字幕を付けておくことをおすすめします。

ポストプロダクション費の相場は、10万円~40万円になります。

配信先別の費用相場


CM制作が完了した後に、多くの方が悩まれるのは「どこにCMを放映しようか」という配信先についてだと思います。制作したCMは放映するメディアやエリアによって費用が大きく異なります。ここでは主な配信メディアについて紹介していきます。

  • TVCM(全国ネット)
  • TVCM(ローカルネット)
  • OOH(デジタルサイネージ)
  • インターネット広告

以下では、それぞれのメディアで放送した場合の費用感を説明します。

テレビCM(全国ネット)

インターネットが普及している現在でも、テレビCMはまだまだ需要があります。

全国ネットのテレビCMは、主に東京のキー局と地方の放送局で放送される番組のことを指し、より多くの人に訴求することが出来ます。ここで言う東京のキー局とは、東京にあるフジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京の5つの放送局のことです。

全国ネットで放送する場合、大抵は東京と地方の放映番組や放映時間は同じになりますが、ニュース番組やバラエティー番組など一部放送時間がエリアによって異なる場合があります。

テレビCMの全国ネットの費用は、200万円~300万円で実施できるものもあります。

テレビCM(ローカルネット)

ローカルネットとは、自社の放送エリアにのみ放送されている番組を指します。

全国ネットと異なり、一部のエリアにしか放送されないため比較的安価な費用感で実施することが出来ます。
そのため、初めてTVCMに取り組む場合にローカルネットは非常におすすめです。

中でも静岡県や福岡県は、東京都と人口比率が類似しているためトライアルでTVCMを検討されている企業様にもおすすめです。

TVCMのローカルネットは、30万円から実施できる場合もあります。
>>テレビCMのお問い合わせはこちら

OOH(デジタルサイネージ)

自宅で触れる広告以外のメディアを指します。主に、屋外ビジョン・シネアドがあげられます。

屋外ビジョンとは、屋外の建造物に設置された映像を放映できるメディアになります。告知したいサービスや商品のターゲット層に合わせて、エリアや時間帯を選択することが出来ます。

15秒・30秒の動画放映や、静止画をスライドショー形式に流すこともできるため、動画を持っていなかったとしても実施していただくことが出来ます。

費用は40万円程度からになります。

シネアドとは、映画館で上映前に放映される広告になります。スマートフォンなども使用できない空間であることから、シネアド独自の強制視認性があり、1つの映画館から選んで上映することが出来るため、費用も30万円からご案内することが出来ます。

インターネット広告

インターネット広告とは、インターネットに存在するWebサイトや検索エンジンを活用した広告のことを指します。Webサイト上に表示するディスプレイ広告やアフィリエイト広告、検索エンジンの検索結果に表示するリスティング広告など様々な手法があります。また近年では、YouTube・Instagram・Twitterなどに加え、TikTokなども含まれるようになりました。

スマートフォンなどで、日常的にインターネットに触れるようになった現在、インターネット広告の需要は高まってきています。

費用感は、メディアによっても異なりますが相場としては30万円~になります。

CM制作費を決めるポイント


CMは放映することによって、高い訴求効果が期待でき、商品や企業の認知拡大や消費者の購買意欲を掻き立てるうえで非常に効果的です。

しかし、かけたコストに対して十分な効果を得たい場合以下のポイントを押さえておく必要があります。

  • 配信する目的を明確にする
  • ターゲットを明確にする
  • 配信先を明確にする

以下では、CM制作費を決めるポイントを解説します。

配信する目的を明確にする

一概に広告といっても全ての企業が同じ目的をもって取り組んでいるわけではありません。

認知度向上という同じ目的であったとしても、自社のサービスや商品なのか、もしくは企業自体の認知度向上なのかによってもCM制作の方法は異なります。

最終的に何を目的としてCM制作を行うのかをきちんと定めてから、取り掛かることが重要です。

ターゲットを明確にする

自社のサービスや商品のターゲット層を理解しておく必要があります。

ターゲット層は、女性や男性などの性別や若年層などの年齢別にも分けることができ、それによりメディアや配信先を選定していきます。

例えば、20代から30代の女性を主なターゲットとしている商品のCMをスポーツニュースのスポット広告として配信するより、InstagramやYouTubeなどSNS広告として配信する方が効果を得られると思われます。

配信先を明確にする

制作が終了したCMは、放映作業に移りますがその際、配信先を明確にしておく必要があります。

上記の項目で記述したように、自社のサービスや商品を効率よく告知するためには、告知したいターゲット層に合う配信先を選定しておかなければ、かけた費用に見合った効果を得ることが出来ません。

CM制作の依頼先

CM制作をする際、依頼するのは主に次の3つになります。

  • 広告会社
  • 動画制作会社
  • フリーランス

以下では3つの依頼先の費用感や特徴をご紹介させていただきます。

広告会社

広告会社は、クライアントの代わりにマーケティングを行う企業のことを指します。広告を出したいと考えている企業と、広告を出すメディアを持っている媒体社を繋ぐことが主な役目です。

常に広告の新情報を持っており、様々な業界の企業と付き合いがあるため、クライアントに合った提案をしてくれます。また、広告に対するノウハウがあるため臨機応変にサポートもしてくれます。自ら制作会社を探す手間は省けますが、動画制作は制作会社に外注するためコストは多くかかります。

動画制作会社

動画制作会社は動画を制作することをメインにしているため、高品質の動画を制作してもらうことができます。

また、工程ごとに専門家が担当するため動画公開まであまり時間がない場合でも素早い対応をしてもらうことができます。

制作会社によっては、安い金額感で制作してもらうことが出来る場合もありますが、ジャンルの得意不得意があるため、依頼する前に調べておく必要があります。高い費用をかけたとしても、必ずしもいい動画を作成してもらえるわけではないということも頭に入れておく必要があります。

フリーランス

そもそもフリーランスとは、企業に属さず個人で仕事を請ける働き方をしている人のことを指すため、非常に定義が広くなります。同じ動画クリエイターといっても、専門学校を卒業したての人もいれば、TVディレクターとして働いた後フリーランスになった人もいます。そのため、経歴・スキル・知識などもかなり幅広くなります。

かなり安価な金額で請け負ってくれますが、完成した動画のクオリティも金額相応になるケースがほとんどです。

デイリースポーツ案内広告社の事例

こちらではデイリースポーツ案内広告社で手掛けたCM動画をご紹介します。

求人サイト運営企業様

求人サイトの認知拡大を目的にタレントを起用し、制作した動画を活用し、全国でのテレビCMなどへの配信を実施しました。
>>詳細はこちらから!

BtoBシステム提供企業様

提供サービスの高機能タレントマネジメントシステムのサービスローンチにあわせて、CM動画を制作しました。
>>詳細はこちらから!

日用品取り扱いメーカー

除菌・消臭スプレー「すごい水」の動画広告を制作しました。温水洋一さんを起用することで、インパクトのある動画に仕上がっています。
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まとめ

当記事では、CM制作費などについて解説しました。

自社サービスや事業内容をアピールする方法として、CMは非常に有効的です。自社でもCM制作やメディア露出を行うことは可能です。

しかしノウハウがなければ費用や時間ばかりかかり、相当する効果は得ることが出来ない、可能性が大いにあります。そこで、広告代理店を通すことで下記のようなメリットがあげられます。

  • 様々な業界・企業との取り引きがあるため広告に対するノウハウがある
  • キャスティングから放映まで一括して行ってもらうことが出来る

 

また、それまで広報活動に割いていた時間を別の業務に費やすことが出来るため広告代理店を通すことで間接的に自社の業務効率も上がります。

上記のことを踏まえて、CM制作をするならば広告代理店を通すことをおすすめします。

お問い合わせ

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菊地 果音 デイリースポーツ案内広告社・営業部

2022年の春、新卒入社。 高校生の時に何となく応募したキャッチコピーを「10年以上代理店で勤めている人並みだ」と評価していただき、入社を決意。 北海道出身、大阪・宮崎・愛知・滋賀育ちという特性を持つ 関西弁・名古屋弁・宮崎弁のトリリンガル。

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