【集客に悩む担当者必見】 LINEの友だち追加広告(CPF)とは?
公開日:2022年10月17日更新日:2023年4月10日 【集客に悩む担当者必見】 LINEの友だち追加広告(CPF)とは?
LINE公式アカウントの運用効果を高めるためには「友だち」を増やしていくことが非常に重要です。
LINE公式アカウントの運用を始めて「友だちが増えない」「友だち数を増やすにはどうすればいい?」といった悩みを抱えている方が多いと思います。
友だち追加の方法と言えば、友だち追加用の「QRコード」や「ID」を印刷したポスターやPOPを掲出し、店舗スタッフがお客様に直接お声掛けをすることで、友だち追加を促すといったものを真っ先に想起される方が多いのではないでしょうか?
しかし、上記方法の場合はスタッフの協力が必須であること、実店舗を持っていないと友だち集めが難しいといった側面があります。
そこで、今回はどんな業態の企業にも活用いただけるLINEの友だち追加広告(CPF)を活用した友だち獲得の方法を具体的に紹介していきます。
目次
LINE公式アカウントの友だちを増やす方法
LINE広告を活用した友だち追加広告は大きく分けて2パターンあります。
- LINE友だち追加広告(CPF)
- LINEスタンププロモーション(CPD)
まずは、以下でそれぞれを簡単に説明していきます。
LINE友だち追加広告(CPF)
「友だち追加広告」とは、LINE広告の配信機能の一つである「Cost Per Friends(CPF)」によって友だちを集めるメニューのことです。
文字通り「友だちの獲得毎に費用が発生」する成果報酬型の広告で、友だち追加広告(CPF)は安価に友だち獲得が行えます。
LINEスタンププロモーション(CPD)
企業が広告費を提供することで、ユーザーに無料または条件付きで提供しているLINEスタンプです。特徴は『ユーザーに使われる広告』友だちや家族との会話の中で広めることが可能です。
サービス当初は3500万円~の費用が必要でしたが、現在は安価で実施が可能となっております。短期間で数万人の友だちを増やしたい場合に活用できます。
今回、深くは紹介しませんが、押さえておくと良いでしょう。
友だち追加広告の特徴
ここからはLINE友だち追加広告の大きな特徴を3つご紹介します。
- 友だち追加してほしいユーザーをターゲティングして配信が可能(セグメント)
- 熱量の高い「友だち」の獲得が実現(興味関心)
- 情報拡散としても優秀(キャンペーン告知や認知)
友だち追加広告は、関心度が高い友だちを素早く獲得できることが特徴です。
ユーザーは興味がなければ友だち追加しません。熱量の高いユーザーにアプローチして友だちをたくさん増やしましょう。
友だち追加広告の配信面
LINE広告はどのように配信されるのか、設定できるバナーのサイズや、クリエイティブ(画像)、タイトル(見出し)、ディスクリプション(説明文)についてご紹介します。
広告配信面
国内最大級のプラットフォームLINEの特徴を活かし、LINEのトーク一覧上部や LINE NEWSなどに友だち追加を促す広告を表示することができます。
出典:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/cpf/
広告フォーマット
※小サイズの画像は「広告フォーマット:画像」で選択可能な機能です。
友だち追加広告キャンペーンの設定方法
友だち追加広告(LINE広告)の設定方法についてご紹介します。
友だち追加広告(LINE広告)はLINE公式アカウントのWeb版管理画面からも出稿できます。出稿自体は予算に応じて少額から運用が可能です。
設定方法は4つのステップが必要となります。以下では管理画面のイメージも合わせて説明していきます。
- 追加したい友だちの性別、年齢、地域、興味・関心を設定。
- 次に広告にかける予算を設定。
- 次に広告のクリエイティブを設定。
- 最後にお支払い方法を登録して完了
広告の作成手順
管理画面上、友だち追加広告の「利用を開始する」をクリックし、利用規約への「同意」をすると利用可能になります。
ステップ1:追加したい友だちの性別、年齢、地域、興味・関心を設定。
ステップ2:次に広告にかける予算を設定。
ステップ3:次に広告のクリエイティブを設定。
ステップ4:最後にお支払い方法を登録して完了。
友だち追加広告の運用ポイント
広告効果を決定づけるポイントは大きく3点あります。
- クリエイティブ(何をどう打ち出すか)
- ターゲティング(誰に)
- 入札(いくらで)
この3つの要素を調整することで広告効果が大きく変化します。
特に『クリエイティブ』の影響力が最も高い傾向にございます。
友だち追加広告の注意点
LINE広告は必ず審査があり、その審査に通った広告だけが配信されていきます。
大きく分けて「広告アカウント」「広告」「クリエイティブ」の観点から審査が入ります。広告アカウントを作成してから10営業日ほど(※)で審査が完了します。
広告として適さない表現や見る人によっては不快に感じる可能性がある表現は控えましょう。
※日数は前後する可能性があります。
友だち追加広告の実施事例
お菓子メーカー様
友だち追加広告を複数回実施している企業さまの事例をご紹介します。
1回目は商品や企業ブランドをメインにしたクリエイティブを活用して広告配信。
2回目は商品の詰め合わせが当たる『プレゼントキャンペーン』を実施。
友たち追加した人の中から抽選で当たりますという訴求軸に変更したところ、友だち獲得単価が200円→50円と4倍の効果改善につながりました。
モバイルバッテリー企業様
配信クリエイティブを「商品」「人物」「利用シーン」の3パターンに分けて運用を開始。運用の結果「利用シーン」のクリエイティブが最も数値が良く終了しました。
理由としては、運用改善を行っていくなかで台風や停電が発生した時期と重なり、「災害シーン」にクリエイティブを寄せていったことで配信の最適化ができた結果となります。
友だち追加広告を行う際は、複数のクリエイティブを活用して検証を行っていくことが非常に重要です。
まとめ
今回はLINEの友だち集めの方法について解説しました。
友だちを効率的に集めるためにはLINE広告の活用をオススメします。企業に興味関心があるユーザーに積極的にアピールして、熱量の高い友だち(ファン)を増やしていきましょう。
そして大切なことは、クリエイティブや広告運用の検証改善を繰り返していくことです。
ただ、どうやって検証をすれば良いのかわからないという場合は、運用経験が豊富な広告会社に相談してみることをおすすめします。
2015年度新卒入社。 営業職として観光ソリューション(自治体・宿泊業・飲食サービス関連)の営業を経験。 現在はSNSマーケティング領域でLINE公式アカウントのディレクターを担当し、クライアント様のコミュニケーションプランニングをメインに活動。