【LINE動画広告入門】成功のポイントや事例まで紹介!
公開日:2022年8月29日更新日:2024年7月02日 【LINE動画広告入門】成功のポイントや事例まで紹介!
目次
LINE動画広告が注目される理由
動画広告は近年の動画プラットフォームの成長により加速度的に動画視聴人口が増加しており、需要が伸びている広告フォーマットです。
動画広告には複数の課金形態や種類が存在し、動画を使用した広告の需要は今後も高まり続けることが予想されています。 今回は、LINE動画広告の特徴やそのメリット・デメリットなど、初めての方にもわかりやすくご紹介します。
LINE動画広告のメリット・デメリット
ここでは、動画広告のメリットとデメリットをわかりやすく解説します。
メリット
情報伝達能力が優れている動画広告は、ストーリーとともに商品・サービスの情報を届けることが可能であり、ユーザーの印象に残りやすく、ブランド認知度や購買意欲の向上に効果的です。
情報伝達能力を表す例えとして、画像は文字の7倍、動画は文字の5000倍情報を伝えられるといわれています。また、1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万字になるとの結果*も出ています。
一般的なWeb記事に置き換えた場合、3,600ページ相当ということからも、動画が与える情報量が非常に豊富で、いかに動画が「効率的」に伝達する力を持っているのかお分かりいただけるでしょう。
*アメリカの調査会社、Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果より
デメリット
動画広告は、静止画やテキスト主体のディスプレイ広告よりもコストがかかります。
動画クリエイティブは、企画、撮影、編集といった工程を経て制作されるため、静止画クリエイティブと比較して制作時間が長くなりがちで多くのリソースを必要とします。
また、動画制作のノウハウがないという企業も少なくなく、外注などのコストが発生する場合もございます。
LINE動画広告の配信面
Talk Head View
国内最大規模のリーチが見込める動画広告。国内最大規模のリーチ数を誇るトークルーム上部の枠に、静止画と動画の広告が掲載できます。1日で約5,500万UU以上という爆発的なリーチ力があるため、商品認知やブランドリフトに大きく貢献します。
引用: Talk Head View |LINE for Business
LINE VOOM(旧タイムライン)
MAU6,800万人以上のLINEVOOM利用ユーザーへ、外部送客・ダイレクトレスポンス・アプリDL促進の用途で広告掲載が行えます。 LINE VOOM訪問ユーザー6,800万人以上のうち4,900万人以上は月に1回以上LINEVOOM上の広告に接触しています。
LINE VOOMユーザーの男女比率は女性の方が多く、年齢層は10代から60代まで幅広く利用されておりfacebookやtwitterでリーチできない層へリーチができます。
引用: LINE VOOM |LINE for Business
LINE マンガ
LINEマンガは、気軽にマンガ作品が楽しめるスマートフォン向け電子コミックサービスです。2013年4月のサービス開始以降、日本国内におけるアプリダウンロード数は2,300万を突破し、スマホマンガアプリダウンロード数ランキングにて1位を記録しています。
引用:LINEマンガ|LINE for Business
ウォレット
“LINEのお財布”である「ウォレット」タブに広告を掲載します。「ウォレット」タブは、「LINE」内であらゆるお金のやりとりや管理を一元化できる場所を目指し、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を中心に、LINEが提供する様々な金融サービスのゲートウェイとしての役割を果たしています。月間利用者数5,400万人超の幅広いユーザーへのリーチが実現できます。
引用:ウォレット|LINE for Business
LINE BLOG
LINE BLOGは、アーティスト・タレントをはじめとした幅広いユーザーによる情報発信の場として活用されています。ブログを更新するとLINE公式アカウントのタイムラインに自動的にフィードが投稿されるなど、双方向でのコミュニケーションが可能な点が高く評価され2014年11月のサービス開始から6年間で、公式ブロガー総勢2,500組以上のブログが開設されました。
引用: LINE BLOG |LINE for Business
LINE ポイント
LINEポイントは、「友だち追加」「動画視聴」「ミッション」などの指定条件をクリアすることで、ポイントがもらえるサービスです。国内最大級のリーチ力を持っており、多くのユーザーに利用されています。
引用: LINE ポイント|LINE for Business
LINE 広告ネットワーク
LINE広告ネットワークは、LINEおよびLINE関連サービスを対象とした広告配信に加えて、国内最大級の在庫であるアプリ1.1億MAU(LINE広告ネットワーク内の重複を除く) を保有しており、幅広いユーザーへと広告が配信できます。大規模で多種多様なユーザーへのリーチが実現可能です。
引用: LINE 広告ネットワーク|LINE for Business
課金体系について
LINE広告の入札方法は、目的にあわせて『手動入札』と『自動入札』から選択することができます。LINE広告では自動入札を推奨していますが、手動入札では CPMまたはCPC単価で入札設定が可能です。
CPM(表示課金)
CPMはCost Per Milleの頭文字を取ったもので、インプレッション単価のことを指しています。インプレッション単価とは、広告1,000回表示あたりの単価を示す指標です。
CPC(クリック課金)
CPCはCost Per Clickの頭文字を取ったもので、クリック単価のことを指しています。クリック単価とは、広告1クリックあたりの単価を示す指標です。
LINE動画広告の成功のポイント
① 動画広告を配信する目的を明確にする
動画広告の主な目的は以下の3つです。
- ブランディング
- 認知度向上
- コンバージョンの獲得
目的が決まっていると、動画広告の内容や方向性を決めやすくなります。
そして、動画広告を配信する上で必要な手順がより明確になります。
② ターゲットを設定する
目的や目標に合わせてターゲットを設定することで、成果につなげやすくなります。ターゲットが明確に決まっていると、訴求ポイントを絞ってのセグメント配信が効率的に行えます。例えば、自社のサービスに対して既に興味を持っている方に向けて訴求する場合は「過去に自社サイトに来訪したユーザー」にターゲットを絞って配信することが適切でしょう。
③ クリエイティブ作成
メッセージの伝わりやすい動画広告を制作することが大切です。LINE動画広告は「冒頭3秒間の訴求」が重要になります。冒頭部分の検証だけでも有効で、3秒間見られる確率が高い動画は、より配信効果が出やすい傾向にあります。冒頭の3秒だけ複数のパターンを用意し検証するだけでも十分に効果の改善が期待できます。
まとめ
動画広告市場はWeb広告の中でも伸長しております。目的はブランディングや認知度向上、コンバージョンの獲得など様々ですが、自社の目的に合わせて動画広告を活用してみましょう。ぜひLINEを活用した動画広告にチャレンジしていただければ幸いです。
2015年度新卒入社。 営業職として観光ソリューション(自治体・宿泊業・飲食サービス関連)の営業を経験。 現在はSNSマーケティング領域でLINE公式アカウントのディレクターを担当し、クライアント様のコミュニケーションプランニングをメインに活動。