タクシー動画広告の費用は?タクシー広告の種類やポイントまで紹介! | 株式会社デイリースポーツ案内広告社
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タクシー動画広告の費用は?タクシー広告の種類やポイントまで紹介!

公開日:2022年11月25日更新日:2024年3月12日 タクシー動画広告の費用は?タクシー広告の種類やポイントまで紹介!

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タクシー広告は他の交通広告と比べると、乗客との距離が近く、プライベートな空間で訴求できることが魅力となっています。

特に動画を活用したタクシーサイネージはBtoBの企業を中心に近年大きな注目を集めています。
多くの企業で活用が進んでいることからタクシー広告の有効性はわかっているものの、実際に広告出稿にあたってどのくらい費用が発生するのか気になる方も多いかと思います。

そこで、本記事ではタクシー広告の費用とその種類やポイントまでを解説していきます。
タクシー広告の出稿を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

タクシー広告の種類と費用

まずはタクシー広告の種類とそれぞれの費用の相場を解説していきます。

前提として、タクシー広告には代表的な配信会社が2社存在します。
配信会社によって配信できるエリアやタクシーの台数、出稿費用などが異なってきます。

①Tokyo Prime
東京を中心に全国35都市(東京・神奈川・埼玉・千葉・札幌・仙台・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡など)で展開しています。
サイネージ導入台数は70,000台、全国の月間の延べリーチ人数は3,500万人以上で配信会社最大手となります

②GROWTH
東京23区と武蔵野・三鷹地区をカバーしており、サイネージ導入台数は11,500台、月間の延べリーチ人数は770万人です。

※配信台数は2024年3月時点に各社が出している媒体資料から抜粋しております。配信台数やリーチ数は変動します。
※本記事内に出てくる掲出費用は、2024年3月現在の金額です。またデザイン制作費は含んでおりません。

タクシー動画広告(デジタルサイネージ)

タクシー内の助手席や運転席の後ろに設置されているタブレット画面で配信される動画広告です。乗客にとって最も目に止まりやすい位置にタブレットが設置されているため、タクシー広告の中でも訴求度が高く、人気の媒体です。

乗客が乗りタクシーが出発すると動画がスタートする仕組みになっており、配信の順番やエリアによって金額が異なります。東京都内で配信するプランの場合、1週間で300万円~1,700万円と条件によって金額に幅があります。

出典:Tokyo Prime
出典:GROWTH MEDIA GUIDE

ステッカー広告

タクシーの車内や車外に掲出するステッカータイプの広告です。車内であればタクシーのドアや窓の内側に貼られているステッカーがあります。乗客が乗り降りする際や乗車中に訴求することができます。

車外であれば、タクシーの窓の外側に貼られているサイドウィンドウステッカーや、タクシー後方の窓の外側に貼られるリアウィンドウステッカーがあります。これらは歩行者や後続車に対し訴求することができます。掲出場所にもよりますが、1台あたり月額1,000円台~掲出が可能です。

また、タクシーの後方ドアの一部に掲載するボディステッカーや、タクシーの外側すべてをラッピングする手法もあります。歩行者や周囲の車に高い訴求力があります。しかし制作自体に費用がかかるため、全体の広告費用が高くなります。

車窓サイネージ広告

空車時のタクシーの後方の窓ガラスに投影する静止画のサイネージ広告です。空車であれば走行中も停車時もサイネージが映し出されるので、歩行者や周囲の車に対し高いインパクトを与えることができます。日本国内では2021年5月末より都内で走行が開始されています。

ローンチ時には特別企画として、国民的大人気漫画『ONE PIECE』とのコラボレーション企画が行われ、1巻から最新の99巻まで、計100の名シーンがそれぞれ100台のタクシーの車窓サイネージに映し出されました。費用は都内を走行するタクシー50台で1週間あたり300万円~となります。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000041209.html

タクシーシェルター広告

屋根付きのタクシー乗り場に設置された高さ1,750mm×幅1,185mmの特大サイズパネルに掲載するポスタータイプの広告です。

TOKYO2020オリンピック・パラリンピック開催を機に、車椅子のまま乗車できるユニバーサルデザインタクシーが増加、それに伴いこのタクシーシェルターも都内の一等地を中心に設置が進んでいます。

タクシーを待つ利用者はもちろん、その周辺の歩行者にも目線に近い位置で訴求することが可能です。費用は1ヵ所あたり2週間で24万円~となり、長期掲載になればなるほどお得になります。

出典:タクシーシェルター媒体資料

タクシーリーフレット

タクシーの運転席や助手席の背もたれ部分にあるポケットに、リーフレットを配布する設置型広告です。

以前のタクシー広告といえばタクシーリーフレットが主流の1つでしたが、最近ではタブレットが設置された車両が増加しており、タクシーリーフレットの設置ポケットが少なくなってきているのが現状です。費用は1台あたり月額1,100円~設置可能です。

注目はタクシー動画広告(デジタルサイネージ)!

タクシー広告の種類をいくつか紹介してきました。中でも最近、最も注目を浴びているのがタクシー動画広告(デジタルサイネージ)です。
CARTA HOLDINGSの調査によると、2025年までタクシーサイネージの需要は右肩上がりに伸び続けるという予測が出てています。

出典:CARTA HOLDINGS、デジタルサイネージ広告市場調査

バリエーションも多いサイネージの中でも、タクシーサイネージの市場ニーズが高まることが示唆されています。
タクシー広告を検討する際には、まずタクシーサイネージから検討を始めると良いでしょう。

タクシー動画広告(デジタルサイネージ)を実施するメリット

タクシー動画広告には、他の種類のタクシー広告や他の動画広告と比較して、様々なメリットがあります。今回は4つのポイントをご紹介します。

密室かつ至近距離なので、視認性が高い

まず1つ目のメリットとして、乗客の目の前に設置されたタブレットから音声付きの動画広告が放映されるので目に留まりやすく、タブレットまでの距離も近いため印象に残りやすいという点が挙げられます。

また、タクシーは、電車内と比較すると閉鎖的な密室空間のため他の情報量が少なく、目的地へ到着するまでの間、無意識的にタブレットから流れる動画広告を眺めてしまうということもあるはずです。

富裕層及び、決裁者を含むビジネスパーソンにアプローチが可能

続いて、タクシーは電車やバスなどの公共交通機関に比べて、富裕層や経営層、決裁者を含むビジネスパーソンの利用者が多いという点です。交通広告の中でも、これらの層にターゲティングできる点はタクシー広告ならではのメリットです。
下記のグラフは、職業別に1ヶ月あたりのタクシーの利用傾向を調査したものです。会社員の回答数が約9割と最も多く、取引先への移動や出張先などでタクシーの利用機会が多いことが想定されます。また、1ヶ月に10回以上タクシーを利用する人の割合は、会社経営者が45.2%と最も高くなっています。


出典: 2022年度(第31回) タクシーに関するアンケート調査結果

そのため最近では、会社員や経営者に直接リーチできるタクシー広告は、特にBtoB向けサービスのプロモーションには欠かせないメディアとなっています。

BtoB向けサービスの導入を企業にプレゼンする際、最終決裁者にそのサービスへの認知があるかどうかが最終決裁のカギになりますが、そこを補うことができるのがタクシー動画広告です。

次回アクションを期待することができる

3つ目は、広告接触後のアクションが期待できる点です。

タクシー動画広告にはエンドキャップといって、動画広告が流れた後に3~5秒ほど、静止画やQRコードを表示させることが可能です。そのQRコードを読み込むことで、サービスや商品の詳細ページへアクセスしてもらうことが期待できます。

また乗客は、動画放映中でもタブレット端末を操作して、サービスや商品の詳細を見ることができます。タクシー乗車中は手がふさがっていることも少なく、密室空間で同乗者以外の人が回りにいないため、自分が気になったサービスや商品の広告があった場合、その場ですぐに検索したりしてもらいやすい環境です。

広告に関心を持ったユーザーがすぐにアクションを起こしてもらえる可能性があるという点は、タクシー動画広告ならでは大きなメリットです。

タクシー動画広告(デジタルサイネージ)のデメリットは?

上記では、タクシー動画広告のメリットをお伝えしてきました、当然デメリットもあります。メリットと同時にデメリットを押さえておくことも大切です。他のメディアと比較した場合のタクシー動画広告におけるデメリットは以下の2点です。

出稿費用が高い

出稿費用が高いということはタクシー動画広告のデメリットとして、挙げることができます。例えば、およそ1万台のタクシーに動画広告を配信するために、300万円~の費用が発生します。SNS広告などと比較し、低予算で活用することできません。

タクシー広告の配信会社によって各種条件などが設けられていることもありますが、一回の出稿にまとまった費用が必要なことは確実です。

以上のことから、出稿を始めるのに一定のハードルがあることはデメリットと言えるでしょう。

利用者層が限られる

富裕層や決裁権を持っているビジネスパーソンに訴求しやすい一方で、公共交通機関の中でもタクシーは利用者層が限られる点がデメリットです。

タクシーはその利用シーンからも電車やバスなどと比較すると利用者の年齢層が高く、若年層の利用者が少ない傾向にあります。『とにかくリーチを取りたい』や『若年層にアプローチしたい』といったニーズを抱える企業・商材とは相性が良くないです。

そのため、タクシー動画広告を出稿する際には、アプローチしたい層を明確にし、宣伝したい商材とタクシー広告の相性を見定めることが肝要です。

タクシー広告を実施する際の注意点

タクシー動画広告のメリットについては理解いただけたかと思います。

それでは、タクシー広告を実施する際にどのようなポイントを注意する必要があるのでしょうか。
タクシー動画広告の配信会社2社に共通するタクシー広告実施時の注意点を2つ解説します。

放映枠の確保が難しい

2つの配信会社に共通していえるのが、枠の確保の難しさです。最近ではタクシー動画広告への出稿希望が増えており、事前のエントリー制となっています。

エントリー後、既定枠数以上のエントリーがあった場合は抽選となり、希望通りの時期やプランで枠をとることができないケースも出ています。そのため、早めの出稿計画はもちろん、1週間だけのスポットでのエントリーではなく、ある程度まとまった期間での申し込みを行うなどの調整が必要です。

業態及び商材の考査が厳しい

2つ目の注意点が、考査に関してです。タクシー会社は、「タクシーはお客様がリラックスするおもてなしの空間である」、ということを大事にしています。

そのため、タクシー動画広告にも厳しい広告審査基準が設けられています。

公序良俗に反する内容はもちろんのこと、例えばチープな印象を与えるクリエイティブや、乗客に不快感を与える可能性のあるクリエイティブと判断された場合は掲載することができません。

また、タクシー動画広告に初回申込を行う場合は、掲載素材の事前考査が必須となるため、その点も注意が必要です。

デイリースポーツ案内広告社での事例

ここからは、デイリースポーツ案内広告社のタクシー広告の成功事例を紹介していきます。

スマカン株式会社様


クラウド人事システムを提供する企業です。提供システム「スマカン」のリニューアルに伴い、決済層、経営層への認知が足りないという課題を払拭するためにタクシー広告を実施しました。

ルーシッド株式会社様


企業の電話対応業務を自動化するDXツールです。こちらも決裁者に対しての訴求と、サービスの認知度向上のために実施しました。

タクシー広告を活用しよう

タクシー広告の種類と費用、メリットや事例について解説しました。

タクシー広告は電車やバスなどの交通広告とは異なり、経営層や富裕層へ効率的にアプローチが可能なメディアです。特にBtoB向けのサービスのプロモーションには欠かせないメディアとなっていますので、ぜひタクシー広告を検討してみてはいかがでしょうか。

デイリースポーツ案内広告社では、ご予算に応じたプランのご提案や、動画制作のご提案も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

お問い合わせ

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佐野 彩果 デイリースポーツ案内広告社・営業部・次長

2011年4月に、広告代理店に憧れてデイリースポーツ案内広告社へ入社。以来12年間、営業部で様々な業種のクライアント様を担当。特にSNS広告や、デジタルプロモーションを含めたプランニング提案を得意とする。

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